ぶどうの花だと思った
お母さんが、畑の近くに、きれいな花がさいていると言って、つれていってくれた。むらさきの花が、いっぱいで、すごかった。
ぼくは、これ、ぶどうになるんか?と言った。
お母さんは、ぶどう色やなあ、ぶどうみたいに、ぶらさがってるなあ、けど、これは、ちがうんやでとわらった。
これが、ぜんぶ、ぶどうになったら、いっぱい食べれると思った。これは、フジという花で、サクラの花がおわつたら、ちようど、さくんやでとおかあさんは言った。おじいちゃんが1番すきな花なんやでとお母さんは言った。
まちがっていたけど、わかった。