20歳の、あいさつまわりです。
今日は、20歳の、あいさつまわりです。今まで、おせわになった人、に、あいさつにいきました。その、いちばん、会いたかった人は、もうひとりの、おじいちゃんでした。もうひとりの、おばあちゃんは、病気で、なくなったと、お母さんから、聞きました。おじいちゃんは、1人で、さみしくないんかと、ぼくは、思っていました。
ぼくは、もう、何歳から、出会ってないか、わかりません。お母さんは、はなれていても、おじいちゃんやから、生まれてきて、今まで、これたのは、おじいちゃんのおかげだから、20歳に、なりました、と、あいさつに、いこうと、言いました。
うれしい気持ちと、緊張する気持ちが、ありました。知らんと、言われたら、どうしようと、思いました。
お母さんに、聞いたら、15年くらい、出会ってないと、言われました。
おじいちゃんは、泣いて、悪かった、と、言いました。ぼくに、だきついて、大きくなったなあ、と、言いました。生きとって、よかった、と、言いました。気にせん日は、1日もなかった、と、言いました。思いだしては、泣いた、と、言いました。神様は、いてくれるんや、と、言いました。ぼくも、泣きました。お母さんも、泣きました。また、こいな、と、言いました。ぼくは、緊張したけれど、いって、会えて、よかった、と、思いました。
ぼくには、もうひとりの、おじいちゃんや、家族が、いるんや、と、うれしい気持ちに、なりました。
つれていってくれて、お母さん、ありがとう。ぼくは、うれしい、気持ちに、なりました。
今度は、弟のみなとを、いっしょに、行きます。おじいちゃんが、元気に、いてくれるように、思いました。